エウレカ!

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竹田の子守唄 山本潤子

前に島原地方の子守唄をこのブログで取り上げましたが、

子守唄といえばこの竹田の子守唄を外す訳にはいきません。

私のお気に入りなのは山本潤子バージョン。

 歌詞を目で追いながらじっくり聴きましょう。

 

守りもいやがる 盆から先にゃ

雪もちらつくし 子も泣くし

 

盆がきたとて なにうれしかろ

かたびらはなし 帯はなし

 

この子よう泣く 守りをばいじる

守りも一日 やせるやら

 

早よもいきたや この在所越えて

向こうに見えるは 親の家

向こうに見えるは 親の家

 

かたびらは、裏地のある着物を袷(あわせ)といい、

裏地のないものを単(ひとえ)というんだそうで、

その、単の、夏用の麻で出来たものを、

まあ麻とは限らんだろうがかたびらというよう。

手間を掛けずに簡単に出来たものなんだろう。

それすらも無しに盆を迎えるのか。

昔は旧暦だから外で風に当たれば寒かろう。

盆がすぎれば雪もちらつくし。

 

 

山本潤子さんは綺麗に歌っているが、

うたの背景に隠然としてとうとうと流れるものを見せられたら、

何人とて、涙を禁じ得ない。

 

 

 

隠然はちょっと違うかな。

言葉が見つからない。

 

 

 

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紙風船バージョンもいっときますか。

久世の大根飯 吉祥の菜飯

またも竹田のもんば飯

久世も吉祥も京都の地名。

もんば飯とは、おからご飯。

ご飯におからを混ぜたんだろうか、

おからだけだったんだろうか。

豆腐屋に貰いにいったんだろう。

鍋かなんか下げて歩いてたら、

あの家はもんば飯だと、わかったんだ。

 

 

 

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もっと詳しく知りたい。

元歌はどんなんだろう。

と、興味を持った人はここがおすすめかな。

Beats21 - 講演「竹田の子守唄 名曲に隠された真実」---藤田正@高野山