心に残るうたです。
NHKのスペシャルドラマとして放映された司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」のテーマ曲。
第一部をサラ・ブライトマンが歌い、第二部を森麻季が歌ってました。
最後のフレーズがわたしには印象的です。
凛として旅立つ 一朶の雲を目指し
何度聴いても心を洗われるような気分になります。
明治に生きた日本人は、
その土台の上に今があるのです。
自ずと背筋が伸びる。
サラ・ブライトマンのはご自分でお探し下さい。(^^;
ドラマでの冒頭のナレーションがありましたので、貼ります。
あぁー、後からなんなんですが、
こっちのほうがいいかもしれません。
時が経てこなれて来たのでしょうか、声も表情もより自然に感じられて、
聴く方に素直に入ってきます。身構えずに歌ってるし、身構えずに聴けます。
勿論バックのオーケストラとピアノのみという違いと、
舞台とスタジオの違い、また、動画自体の音質の違いもあるでしょうが、
それを考慮しても、やっぱりこっちの方がいいと思います。
日本語が、心地よく入ってくるのがいい。
最初のStand Alone(2:40)と最後のStand Alone(2:07)を聴き比べてみて下さい。
空に手を広げ ふりそそぐ光あつめて
友に 届けと放てば・・
引用した部分の、「友に」のアクセントが違っているのがわかりますね。
「共に」ではなく「友に」ではければならないのです。
このこと一つをみても、
美しい日本語、美しい日本のうたを求めて、研鑽する姿が見て取れます。
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